女殺油地獄 (1992) / Onna Goroshi Abura no Jigoku

女の魔性と男の純情があやなす妖美にして凄惨な愛の世界を描いた近松門左衛門原作の映画化。脚本は「次郎物語(1987)」の井手雅人が執筆。監督は「陽炎」の五社英雄。撮影は「豪姫」の森田富士郎がそれぞれ担当。

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女殺油地獄 (1992) / Onna Goroshi Abura no Jigokuのあらすじ

大阪本天満町の油屋、豊島屋の女房・お吉が惨殺された。油と血のりが混じりあった惨状をきわめる現場には“河内屋”の銘の入った油樽がころがっていた。河内屋は、豊島屋がのれん分けしてもらった油屋で、かつてお吉はそこへ奉公し、次男の与兵衛の乳母がわりもしていた。だが、与兵衛が4歳の時に河内屋の主人は他界し、番頭だった徳兵衛が義父となったことから与兵衛はグレ出し、お吉は彼の遊びの尻ぬぐいをしてやっていた。そんなある日、お吉は与兵衛が油屋の元締、小倉屋の一人娘・小菊と密会を重ねていることを知る。2人の関係が表ざたになると河内屋の看板が取りあげられかねない。お吉に意見され神妙にうなづいた与兵衛だったが、小菊との関係は続き、ついに番所の手が入り2人は役人に捕らえられてしまう。小倉屋の主人・市兵衛の顔利きで2人はおとがめなしで放免となったが、市兵衛は2人が別れなければ河内屋を油屋の株仲間から外すと宣言した。しかし与兵衛の反抗心はさらに増し、激しく打ち据える徳兵衛に与兵衛は小菊と別れないとうそぶき、心配して訪ねたお吉に心中の用意もあると、匕首をちらつかせてみせた。数日後、軟禁されていた小菊を連れ出した与兵衛だったが、かけおちという状況は小菊を異常なまでに興奮させ、尋常を逸した小菊に驚いた与兵衛は、お吉に助けを求めた。小菊を小倉屋の手代に渡した後、お吉は与兵衛に女の魔性について語ってきかせる。さらに数日後、小菊の結婚が決まり、お吉は花嫁の介添え役を頼まれた。小菊が嫁ぎ、与兵衛はやっと油しぼりの仕事をはじめるようになったが、小菊は仕事場から与兵衛を誘い出し、まだ密会を重ねていた。それを知ったお吉は小菊に会っていましめたが小菊は聞き入れず、その高慢な態度にお吉の女の意地と嫉妬心が燃え上がっていた。小菊に与兵衛をもてあそばれるぐらいならと、お吉はついに自ら身体を投げ出し与兵衛と激しく燃え上がるが、それはお吉を無惨な孔へと追いやる地獄の迎え火となり、やがてお吉は与兵衛に刺殺されてしまうのだった。

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